1947-11-11 第1回国会 衆議院 本会議 第57号
御承知のごとく財團法人理化学研究所は、大正六年に設立せられましてから、爾來理化学の研究並びにその発達に対しまして多大の貢献をなしてまいつたのでありますが、戰時補償特別措置法の施行による戰爭保險の打切り、その所有いたしまする有價証券の戰爭による値下り等の事由に基きまして、経理上の損失が少くない現状で、この損失の適正な処理と事業の再建とをはかることは、文化國家日本の科学振興のためぜひとも必要であると考えるのであります
御承知のごとく財團法人理化学研究所は、大正六年に設立せられましてから、爾來理化学の研究並びにその発達に対しまして多大の貢献をなしてまいつたのでありますが、戰時補償特別措置法の施行による戰爭保險の打切り、その所有いたしまする有價証券の戰爭による値下り等の事由に基きまして、経理上の損失が少くない現状で、この損失の適正な処理と事業の再建とをはかることは、文化國家日本の科学振興のためぜひとも必要であると考えるのであります
財團法人理化学研究所は、大正六年に設立せられましてから、爾來理化学の研究並びに発達に対しまして、多大の貢献をなして参つたのでありますが、戦時補償特別措置法の施行による戦争保險金の打切り、その所有いたしまする有價証券の終戦による値下り等の事由に基ずきまして、経理上の損失が少くない現状でありまして、この損失の適正な処理と事業の再建を図ることは、是非とも必要と考えるのであります。
財團法人理化学研究所は、大正六年に設立せられましてから、爾來、理化学の研究並びに発達に対しまして多大の貢献をなして参つたのでありますが、戰時補償特別措置法の施行による戰爭保險金の打切り、その所有いたしまする有價証券の終戰による値下り等の事由に基きまして経理上の損失が少くない現状でありまして、この損失の適正な処理と事業の再建とを図ることは是非とも必要であると考えるのであります。